幸せなライフスタイルを送るためには、どんなことに気をつけていけばいいのでしょうか?
幸せの定義は人それぞれですが、一番大切なことは『今の幸せに気づくこと』です。
私たちは幸せになるために生まれてきたと言っても過言ではありません。
今回は、幸せを感じながらステキな人生を歩んでいくために、とっても大切な話をしていきたいと思います。
幸せの定義は人それぞれ
「幸せ」の定義は、きっと人それぞれ違うものでしょう。
美味しい食事をすると幸せな人。
かっこいい車を所有すると幸せな人。
異性にモテることが幸せな人。
他にも、マイホームや時計を持つことだったり、夢や仕事がうまくいくことだったり、海外旅行に行ったりすることなど、自分自身を幸せにするものの対象は多岐に渡るかと思います。
けれども、人間というものは面白いもので、それを手に入れたら幸せになるだろうと思っていたものも、いざ手にしてみると、それが永遠の幸せを保証してくれるものではないということに気がつきます。
たとえば、最新式高性能で所有欲を高めてくれるスマホがどうしても欲しくて、少し値は張るけれど清水の舞台から飛び降りる勢いでそのスマホを購入したとします。しかし、来年になればまた新しい機能を搭載したスマホが発売され、ひょっとしたら来年の今頃はまた新しいスマホを手に入れなければ幸せになれないと感じるかもしれません。
このように「次へ次へ」と幸せを求めていくと、常に幸せを追い求める人生を送ることになります。
これは常に幸せが不足している状態なので、「なぜ自分は幸せになれないんだろう?」と不安を抱えてしまうことになってしまうのです。
つまり、私たちはこの状態に気づき、そこから抜け出す覚悟を持たないと、いつまでたっても幸せを感じられないということですね。
幸せに気づくことが大切
本当の幸せとは、何かを追い求め、それを獲得したから幸せになるというものではありません。
もちろん、念願だったことが叶えば気持ちは高揚し、多幸感に包まれることはありますが、大事なのはそれが永続的に続くものではないということなのです。
幸せとは、ふだんの生活の中で、何気なく感じるものです。
私たちは、今までに多くの人の人生に触れ合ってきたと思います。
しかし、お金持ちや有名人が必ず幸せであるかというと、おそらくハッキリと「YES」とは答えられないのではないでしょうか?
一方、お金やモノなどを沢山所有しているかどうかは関係なく、今の生活に満足している人は、一般的に平凡であっても幸せな人生を送ることができるのです。
実際、私も40代になってからこのことに気づきました。
20代30代の頃は、他者に対して優劣を感じることで幸せになったり不幸になったり、心に平穏という言葉を見失っていたように思います。その頃は、自分が所有するモノやキャリアで自尊心を満たしたいという気持ちが強かったのですが、何か目標を達成したり獲得したりしても、また次の目標へ向かって走るという忙しい人生を送っていました。
当たり前の話ですが、目標は毎回達成できるものではないのでストレスもハンパありません。
これでは、いつ幸せに満たされた人生を送れるのかわかりませんよね。
でも、特に若い時ほどこういった傾向が強いので、誰でも幸せになるための手段を間違ってしまうこともあるでしょう。
ただ、私たちが忘れてはいけないのが、幸せとは手に入れるものではなく、ふとした日常の中で気づくものだということなのです。
幸せなライフスタイルを送ろう
私たちは幸せになるために、今、不足していることを補おうとします。
では、幸せなライフスタイルを送るためには、どうするのが一番いいのでしょうか?
その前に、もう一度幸せな人の状態を考えてみましょう。
それは『今の生活に満足している人』のことでしたね。
では、どうすれば今の生活に満足できるのかというと、一番いいのは自分が幸せかどうかを考えずに、やりたいことや好きなことに没頭すること。
そして、自分のやりたいことに挑戦できたり、好きなことに没頭できたりする、その環境や周りの人たちへの感謝の気持ちを持つことです。
きっとそんな気持ちを持てれば、幸せについて一々考えなくても、心から満たされた人生を送ることができるはずですよ。
今回の話をまとめると、大事なポイントは2つです。
- 幸せは手に入れるものではない
- 幸せは日常の中で感じるもの
ぜひ、この2つを意識して、あなたらしい幸せなライフスタイルを送ってみてくださいね。